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外反母趾
足の指が小指側に曲がる代表的な足の病気。窮屈なハイヒールなどを履く女性特有の症状と思われがちですが、最近では子供たちにも多く見られます。
子供の足の骨は未完成で柔らかく、その柔らかい骨の足を靴下や靴で締め付けていると親指が小指の方へ曲がり、さらに小指も変形し浮いてしまう場合もあります。
非症候性外反母趾
子供の外反母趾の多くは「非症候性」と言って痛みや腫れなどの自覚症状がほとんどみられません。しかし足の指が変形すると力が弱くなり体のバランスをとりにくく転びやすくなる場合もあります。また、急に駆け出す、急に止まる、急に方向を変えたり踏ん張るという動きにも弱くなります。
たとえば鬼ごっこ、ドッヂボール、おしくらまんじゅうや相撲など。こういう遊びが少なくなったのでさらに足が弱くなっているのかも知れませんね。
私たちが幼い頃は軟らかい土や草の上を裸足で走り回る機会がたくさんありました。
いたるところ硬いコンクリートやアスファルトで埋め尽くされてしまった今、少しでも多く子供たちに野山を裸足で駆け回る機会を作ってあげたいものです。
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