バレーボールというと硬いフロアで思いっきり飛んだり跳ねたりするという性質上身体への衝撃が非常に大きく、もっとも関節を痛めやすいスポーツの一つでありまして、それこそ昔のバレーボールシューズというとトラックシューズのようにソールが薄く足首や膝や腰を痛めているのは極あたりまえで、スポーツ用のコルセットがなかった当時は自転車のタイヤのチューブなどを腰に巻いたりという痛々しい姿もよく目にしたものでした。
バスケットシューズなどは昔からしっかりした厚めのソールなのに同じフロアで競技するバレーボールだけなんでシューズのソールがあんなに薄かったのか、今考えると非常に恐ろしいことなのですが、、実は30年以上前、9人制があたりまえだったころのバレーボールは屋外のフィールド(グランド)で競技するのが普通で、シューズもフィールド用に開発されたソールの薄いトラックシューズのようなものでとうぜんだったのですね。フロアより遥かに柔らかいフィールドでは薄いソールの方がかえって良かったのです。がしかし、なんとなんと、6人制が主流になり屋内の硬いフロアで競技をするようになってからもソールの薄いフィールド用のようなバレーボールシューズがおよそ10年もの間使われ続けてしまったのです。まったくとんでもないことなのだけど、おそらく、バレーボールシューズというものはこういうものであるという固定観念が市場を支配していたのでしょう。
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このヒールの厚さの違いはいったい何なのでしょう?(汗)
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実は私、何を隠そう、バレーボールで血と汗と涙の青春をおくったのですが(笑)当時うちのチームだけ今の高性能なバレーボールシューズを履いていたとしたら全国制覇できたのではないかと思ってしまいます(爆笑)
教訓
靴は履く場所を考え用途に合ったものを選びましょう。
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