作成日: 13/01/10
修正日: 13/01/12
足の機能を取り戻そう(正しい歩き方)
冒頭からいきなりなんですが「正しい歩き方」を解説したサイトは他にたくさんあると思いますのでそちらを参照していただければ幸いです。全く持って手抜きで申し訳あしません。
が、しかし、ただただ正しく歩こうと思っても足が正しく機能していなければどこかぎくしゃくしたぎこちない歩き方にもなってしまったりするものです。正しい歩き方をサポートする靴やグッズも巷には流通しておりますが、それに頼ってばかりいては足の機能はさらに衰えてしまったりもします。
ではものに頼らず正しく歩くにはいったいどうしたらよいのでしょうか。簡単なことです。歩くことにおいて最も重要な役割をはたしている「足」を正しく機能させればよいのです。足が正しく機能すればおのずと歩き方も正しい方向に向かうはずです。現代ではどこもかしこも平らに均されてしまっているし(おまけに固いし)障害物もほとんどないので現代人の多くは足の使い方を忘れてしまっているのですから。
ではでは、足を正しく機能させるためにはいったいどうしたらよいのでしょうか。と、その前に、皆さん目をつむって片足立ちができますか? 両手を広げてバランスをとるのは反則です。浮かした方の足でバラスを取るのもダメです。もしも5秒以内にギブアップするようであれば足の機能は著しく低下しているかも知れません。できれば30秒以上は保ちたいものですが、ここでは「正しい歩き方」を身に付けるのが目的なのでとりあえずは5秒保てなくてもぜんぜんOKです。むしろそうゆう人の方が改善速度は速いかもしれません。
さて、前置きが長くなってしまいましたがここからが本題です。正しい歩き方の(足の機能を取り戻す)ためのトレーニングです。トレーニングと言ってもそんな大げさなものではありません。極めて簡単なトレーニングです。そこそこ健康な人なら誰でもどこでも1~2分もあればできてしまいます。そうです、前述の片足立ちです。ではやってみてみましょう。できれば裸足で、靴を履いていてもよいですがハイヒールは避けましょう。足底板の入った靴は反則です。やり方は次のとおりです。
まずは目をつむって、軽く膝を曲げて足で地面(床)を掴むような「気持ち」で重心をできるだけ爪先寄りにすることがポイントです。軽く膝を曲げることによって大腿骨から踵骨部に達する腓腹筋(いわゆるふくらはぎの一番大きな筋肉)が緩むためより足底部の筋肉に負荷がかかります。ふらつくようであれば壁などに手を添えてもよいです。無理のない範囲で少しずつ時間を延ばしていくとよいですが、片方につき1分以上やる必要はないでしょう。可能であれば朝・昼・晩と1日3回。早ければ数週間で効果は現れ始めます。トレーニングを重ねれば足は覚醒し、本来の機能を取り戻すことによってストレスの少ない快適な歩行をサポートすることでしょう。
なお、前述のトレーニングはこうしなければいけないと言うものではありません。可能であれば、さらに踵を上げたり下ろしたりなど自分に合った形にアレンジするのもよいでしょう。
|
|